食事付き観光列車 4月からオンライン販売に変更 「フルーティアふくしま」他 JR東日本

JR東日本は、食事と乗車券類がセットになっている一部の観光列車の旅行商品について、対面または電話による販売からオンライン販売に切り替えます。

「フルーティアふくしま」で運行しているJR東日本719系電車(D850/写真AC)
「フルーティアふくしま」で運行しているJR東日本719系電車(D850/写真AC)

東日本エリアの各地で運行している「のってたのしい列車」のうち、一部の食事付き列車はびゅうトラベルサービス(東京都墨田区)が企画する旅行商品として販売されています。これまで行われてきた「びゅうプラザ」などの店舗や電話での受付は2022年3月出発分までで終了となり、4月1日(金)出発分の旅行商品からはすべてWebサイトでの販売に統一されます。

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対象列車は東北・新潟エリアを運行する「TOHOKU EMOTION」「フルーティアふくしま」「越乃Shu*Kura」「海里」の4列車です(食事が付かない座席の指定席券を除く、路線図は下図を参照)。

「のってたのしい列車予約サイト」での販売は2022年3月7日(月)14:00から開始します。これまでは店舗・電話での予約後に乗車券類が発行されていましたが、今後は同サイト内の「デジタル乗車証」が乗車券代わりとなります。スマートフォン等にデジタル乗車証を表示させ、改札で係員に提示することでチケットレス乗車が可能になります。スマートフォンを持っていない方は、印刷したデジタル乗車証の控えを提示することで同様に駅での入出場ができます。

【路線図で解説】JR東日本 食事付き「のってたのしい列車」 オンライン販売を開始

ところで、びゅうトラベルサービスが駅の旅行センターとして長らく営業してきた「びゅうプラザ」は2022年2月28日(木)をもって全店舗が閉店しました。パッケージツアー「びゅう旅行商品」についても、3月31日(木)帰着分までですべて販売終了となります。

2022年4月1日(金)からは「JR東日本びゅうツーリズム&セールス」に社名変更し、今後の個人型旅行商品はリニューアルする「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」を軸としたオンライン販売に特化します。びゅうプラザに代わる拠点「駅たびコンシェルジュ」では、主にシニア層に向けたWeb商品の購入サポートをはじめ、地域観光情報の発信や旅行相談の受付などを行っていくとのことです。